昨日は神奈川県産業技術センター様が主催する「形状最適化シュミレーションと3Dプリンターを用いた機械設計」というフォーラムに参加してきました。
今回は「Inspire」というCAEソフトを用いて機械設計における構想段階での「軽量化」「変位量の最小化」「応力集中の緩和」を図る事を主な目的としていました。
最近は3Dプリンターの性能が上がってきましたので従来の金属加工では加工難易度が高く製作が困難な形状の物でも製作できるようになりましたので、CAEで作成された複雑な形状のCADデータ(ソリッドデータ)の試作が可能になった事で構造特性優れたコンセプトの設計を素早く簡単に試作まで行う事が出来るのが強みですと説明されていました。
この「Inspire」は「位相最適化(トポロジー最適化)」の手法を用いているとの事で説明を聞いていたのですが、PCの中の計算方法等(有限要素法とか)はよく解らないながら操作自体はそんなに難しくなさそうだなという印象でした。(そこが大事!)
ただ最適化された形状も金型等の抜き勾配などは他のCADでの操作が必要(その方が作業的に早いそうです)みたいなのであくまで「構想設計」段階のツールとして活用するのが良いそうです!
なんか気が付けば、正月が明けたなと思っていたらもうすでに3月になっていて少々戸惑いが隠せない今日この頃ですが・・・
今後も精進あるのみ!
よーし!これからも頑張っていこー!!