黒田勘兵衛という人をご存知でしょうか?
来年の大河ドラマでは「軍師勘兵衛」というタイトルでその活躍ぶりが楽しみなその人は、戦国時代、豊臣秀吉の軍師として天下統一を果たす働きをし、「戦国最強のNo,2」と誉れ高い男です。
私は個人的に、武将などのトップの役割の人達よりも「軍師」や「参謀」といった俗に言う、「縁の下の力持ち」的な人が好きで、水戸黄門などで例えると「風車の弥七」とかが好きです。(←例えが違う?)
(なぜいきなり水戸黄門?) ・・・まぁいっか!
話を戻して
この黒田勘兵衛は後年「黒田如水」と名を改めます。
そんな黒田勘兵衛の教えとして「水五訓」というものがあります。
一、自ら行動して他を動かすものは「水」なり
一、障害に遭いて激し、その勢力を百倍するは「水」なり
一、常に己の進路を求めてやまざるは「水」なり
一、自らを潔うして他の汚濁を洗い、しかも清濁併せ容れるは「水」なり
一、洋々として大海を満たし、発しては雲となり雨と変じ、凍っては氷雪と化し、しかもその性を失わざるは「水」なり
自らを「如水(水の如し)」と名を改めた黒田勘兵衛の「水」は自然そのままの「水」の性質を通して人間が生きていく上で大切な心構えを見ていたのだと思います。
「水の如く」
どの様な困難にあっても「水」の如くいられたら・・・
心穏やかにどんな障害も乗り越えて行ける気がします。
「水」の様な・・・そういう人になりたいと願う、そんな今日この頃です。