超硬合金について

今回は超硬合金について簡単にお話させて頂きます。

 

超硬合金・・・ほんと硬いんだろうなぁ・・・という印象がありますが、とにかく硬いです!

加工現場で働いている方ならご存知かと思いますが、略して「超硬」とか呼ばれています。

 

この超硬合金は母材が「タングステン(W)]という高融点金属で出来ています。

 

超硬合金は「タングステン(W)」と「炭素(C)」それぞれの粉末を一定の割合でまぜて化合させます。(炭化タングステン(WC)といいます)

 

これに結合剤としてコバルト (Co)やチタン (Ti)・タンタル(Ta)といった金属を混ぜて、プレスで型に入れて固めます。

 

この様に加圧成型したものを炉に入れて焼く事で細かいそれぞれの粉末が互いに焼結する事により超硬合金は作られます。

 

ですので超硬合金の素材という様なものはありません。

 

この超硬合金の硬さをロックウェルAスケールで換算すると90前後になります。

この硬さは硬さ換算表にも載っていない硬さになりますので非常に硬いものになります。 

 

主に「切削工具」「耐摩工具」「耐摩部品」として使用されています。

 

身近なところでは耐摩部品としてボールペンの先端のボール部分などにも超硬が使用されているそうです。

 

超硬工具は切削速度が上げられる為、非常に有用な工具ですが、脆性材としての脆さがありますので使用する際には段取り・切削速度・切込深さなどに注意して使用しましょう!

 

 

 

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コメント: 6
  • #1

    プラスチックスター (金曜日, 26 10月 2012 20:26)

     工具鋼のように自己潤滑性のある超硬がコマーシャルベースで手軽に入るともっと普及すると思う。

  • #2

    tsuganemachine (日曜日, 28 10月 2012 19:08)

    プラスチックスター様

    コメントありがとうございます。
    使い勝手がさらに良くなりコマーシャルベースで手軽に入る様になれば本当に良いですね!
    まずは景気が良くなり需要が伸びる事などによる善循環でコストダウン!
    ・・・を切に願っている・・・そんな今日この頃です。

  • #3

    鉄鋼材料屋 (水曜日, 16 1月 2013 20:31)

    今月の、「プレス技術」を読みましたが、冷間工具鋼、SLD-MAGICのトライボロジー特性は凄いですね。微量の油をぬったセミドライ状態で、摩擦させるとまるでDLCのような自己潤滑性が出るなんて。コーティング費用分コストパフォーマンスが良く、いろんな摺動部品にも使えそうだ。

  • #4

    tsuganemachine (木曜日, 17 1月 2013 17:33)

    鉄鋼材料屋 様

    コメントありがとうございます。
    SLD-MAGICは耐摩耗性や耐カジリ性の他にも被削性や熱処理特性(変寸に対して)にも優れているので、本当に凄いトライボマテリアルですね!

  • #5

    鍛造冶金屋 (月曜日, 28 4月 2014 16:15)

     なんかPV値が900MPam/minと世界最高水準らしいですね。どうりでカジリにくいわけだ。

  • #6

    アダマンタン (日曜日, 01 6月 2014 21:46)

     超硬って耐摩耗性抜群だといわれるが、熱間・冷間・鍛造・プレス・部品形状なんかで色々変わる耐摩耗性。平均的にはやっぱり工具鋼が抜群でしょ。

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